エネルギー技術者の視点からカーボンニュートラル実現への道を説く｜井上和茂　

こんにちは。中小企業GX推進研究会の広報関係を担当します井上です。

これまで・現在までのお仕事について

私は、エネルギー企業でエネルギー技術者として長年働いて来ました。省エネルギーのシステムを開発したり、こうしたシステムの工場への導入を進めたりしてきました。

こうした経験を通じて、エネルギーの世界に産業革命を起こすことが必要だと感じました。特に、エネルギーシステムの革新は必要だと思います。

こうした省エネルギーやカーボンニュートラルを、日本の産業界を支える中小企業を中心に進めて行けないかと考えております。現在、工場のカーボンニュートラルを支援させて頂いたりしております。

現在、経営支援を行うために抱えている課題

工場のエネルギーシステムは非常に古いと思います。考え方も含めまして、革新が必要だと思います。カーボンニュートラルを進めるうえでも、エネルギーシステムを変革して、省エネルギーを進め、更に、再エネ／新エネを有効活用するという考え方が必要だと思います。

エネルギーシステムを革新するためには、熱源だけではなく、生産装置も含めまして、関連するシステムを最適化することが必要です。様々な分野の技術者の知見を集めて、これをシステムとして纏めるということになります。更には、投資資金をどう確保するか、製造原価を把握して、生産工程をどう動かすか、工場の生産計画をどう立てるか、といった経営全体を見直す必要があります。検討方法を標準化し、成功事例を作り、担い手を増やす事が課題だと思います。